2020.07.16 SIGLOC

世界が少しだけ小さくなった!

吉田 惇貴(経済学部 4回生)

 

2018年度米国研修(米国アンドリュース大学との協働研修)、さらには2019年度国内研修(米国アンドリュース大学・フィリピンのデラサール大学との協働研修)では「サポーター」として研修をサポートしてくださった吉田惇貴さん。

吉田さんに研修に参加しようと思ったきっかけを聞いてみました。

社会の基盤を理解することに焦点を置く、というコンセプトにとても共感したからです。語学力の向上や異文化体験を目的にする海外研修が多いなか、他国を通して自国社会の深い部分を知ろうとするこのプロジェクトは大学生にふさわしい「一歩踏み込んだ海外研修」だと感じました。

「学生生活が楽しい」と笑顔で話してくださった吉田さん。そんな吉田さんに、研修に参加して感じたこと を聞いてみました。

COILの研修が終わってから、世界が少しちいさくなったように感じます。他国の学生と社会に関する小難しい議論を深めたり、学校や恋愛事情などの身近な話をしたりするなかで、彼らの日常生活がイメージできるようになったことが大きな理由です。また、海外研修のインターンで行ったエルダリーケアセンターは意外と日本と同じような問題を抱えていたことに気づいたのもいい学びでした。このように「遠い国の知らない話」がたった2週間で「イメージできる」ようになったのは自分の中での小さな革命だと思います。

グローバルな視点を持つというというのは、日本と他国の違いに目を向けるだけではなくて、どこにいる人もひとりひとつ人生を抱えていることを理解し、世界はそんなに広くない、と考えることだと思います。ユニークかつ効果的な方法でグローバルな視点を伸ばすことができるCOILの研修に参加してとてもよかったです。