COILとは
Collaborative Online International Learningの略。ICTを駆使した海外学生との地球規模のコミュニケーションにより、新しい観点や知識とより深い学びを得る教育方法です。
仕組み
COIL型教育を通じて、学生は、「自分の頭で考え自らが行動する」といった社会で活躍するために必須のチカラを身につけます。大阪公立大学は、日本におけるCOIL型教育をリードする大学のひとつです。
COILの利点
連携校
教員の方へ
COIL授業導入の背景
ICT(情報通信技術)は 更なる進化を続けており、社会・経済システムもこのICTを活用できるような、変革が求められてます。大学教育においても同様で、COIL授業等で、進化しているICTを導入していくことが有効になっています。
導入方法
●同期型(Synchronous)と非同期型(Asynchronous)の2つの方法を応用する。
●教員/学生同士のコラボレーションを重視する(単なる遠隔教育ではなく「協働」を意識する)。
導入事例
大阪公立大学では、2021年度は9科目13クラスのCOIL型授業を実施しています。
連携先は、3ヵ国(米国・フィリピン・ザンビア)からの計8大学とタイアップしています。
COIL型授業の実践科目については、こちらをご覧ください。
連携先は、3ヵ国(米国・フィリピン・ザンビア)からの計8大学とタイアップしています。
COIL型授業の実践科目については、こちらをご覧ください。
導入のメリット
既存の授業への+αで実現できる
・課題発見・解決能力の涵養
・グローバルな視野の涵養
・異文化受容性の向上
・ITリテラシーの向上(ZOOM、SNS、G-suite、Microsoft 365等)
・グローバルな視野の涵養
・異文化受容性の向上
・ITリテラシーの向上(ZOOM、SNS、G-suite、Microsoft 365等)
大学の教育力を高める
先方の大学にとってより良い教育は何かを意識し、国際的に通用する教育コンテンツを作成することが重要である。
また、学生達が互いに刺激し合い、高め合っていける環境が自然に出来上がる。
また、学生達が互いに刺激し合い、高め合っていける環境が自然に出来上がる。
教育の質保証
海外の先生方とルーブリックを共同作成することによって、自分たちの大学を世界レベルで可視化できる。
即ち、海外から見て一つの指標になる。
即ち、海外から見て一つの指標になる。
ネットワーク効果
・階層的ハブ&スポーク構想
ネットワーク形成期においては、先に参入したものがハブになる。即ち、アジアのネットワークのハブになるチャンスである。
ネットワーク形成期においては、先に参入したものがハブになる。即ち、アジアのネットワークのハブになるチャンスである。
2019年度 授業実施例
経済学部で開講している「イノベーティブ・ワークショップ」 (IW) は、16名定員の少人数型演習科目で、グループワークによるアクティブラーニングにより、課題発見、解決能力を涵養することを目的としており、フィリピンのデラサール大学で開講されている開発経済学 (ECONDEV) の授業とタイアップしています。
所得、教育、健康、移民 (移住)、人口の5つの課題に応じて、各大学3名~6名程度の学生からなるグループに分かれて共同で調査研究を行います。 共有フォルダを通して文書などを交換する他、中間発表と最終発表をする際には、2つの教室をビデオ会議システムやWeb会議システムで繋いで合同発表会を実施しています。
課題発見・解決は、既存の社会環境のみをベースにしていると、学びにくいところがあります。日常的な授業の中で、異なる社会環境をベースとする海外の学生と同じ課題に取り組むという機会を設けることで、より効果的な成果が期待できます。
2019年の例として、IWでは全14回の授業で、内2回をフィリピンのデラサール大学と接続授業を行いました。
狙いは、マクロ経済学の視点で、日本とアセアンとの比較研究を行うことでした。
以下の5グループに分かれて共同で調査研究を実施。
学生たちは、授業を通じて、グローバルな視野で、課題を捉え、解決策を提案することを学びました。
① Inflation (インフレーション)
② Unemployment (失業)
③ Trade surplus/deficit (貿易赤字/黒字)
④ Policies on government spending and taxation (財政政策)
⑤ Policies on interest rates (financial policies) (金融政策)
なお、研究発表は、接続授業において、デラサール大学と共有されました。
所得、教育、健康、移民 (移住)、人口の5つの課題に応じて、各大学3名~6名程度の学生からなるグループに分かれて共同で調査研究を行います。 共有フォルダを通して文書などを交換する他、中間発表と最終発表をする際には、2つの教室をビデオ会議システムやWeb会議システムで繋いで合同発表会を実施しています。
課題発見・解決は、既存の社会環境のみをベースにしていると、学びにくいところがあります。日常的な授業の中で、異なる社会環境をベースとする海外の学生と同じ課題に取り組むという機会を設けることで、より効果的な成果が期待できます。
2019年の例として、IWでは全14回の授業で、内2回をフィリピンのデラサール大学と接続授業を行いました。
狙いは、マクロ経済学の視点で、日本とアセアンとの比較研究を行うことでした。
以下の5グループに分かれて共同で調査研究を実施。
学生たちは、授業を通じて、グローバルな視野で、課題を捉え、解決策を提案することを学びました。
① Inflation (インフレーション)
② Unemployment (失業)
③ Trade surplus/deficit (貿易赤字/黒字)
④ Policies on government spending and taxation (財政政策)
⑤ Policies on interest rates (financial policies) (金融政策)
なお、研究発表は、接続授業において、デラサール大学と共有されました。
導入をサポートします!
上記のようにCOIL導入のサポートをいたします。
いつでもお気軽にお問い合わせください!